自分であること

ここ数年、自分の居場所を作ろうとしてもがき続けていた。
それも、「家の中で」では無く、会社の中で。

前にも書いたけど、私は頭の切れる人ではない。
どちらかというと地味で、あまり人前には出たくない。
でも周りからはそうは見えないらしい。

そういう見え方というのは、今から思うと自分の居場所を作ろうとして、自分の分を超えた過活動をし続けた事によるのかもしれない。
人前に出たくない、とは言うものの、「こうあるべき」とか「誰かがせねば」とか思ってしまい、そのように発言や行動をしてしまう。
そうして自分の首をしめてしまう。

・・・でも。
そういうのって、どこかに歪が出てくるよね。

自分の中に歪が出てきて、それを誰かに助けて欲しくて、何かで発散しなくてはと思ったり、今までしなかった事に手を出したり、安心できる何かを探し続けたり。
それは、人を愛したり、美味しいものを食べ歩いたり、手の届かなかったものを買ったり、どこかへ行ったり、自分のための休日を取ったり、だったのだけど。

・・・でも。
そういうのって、何の解決でもないよね。

愛した人を失って。
自分の否定をして。
美味しいものや手に入れたものは、現実とのギャップをさらに実感させるもので。
結局自分を苦しめるだけでしかなかった。

楽になりたい。
今、思うのは、どうすれば自分を赦すことが出来るか。
自分に対して、高負荷をかけすぎてしまった。
高負荷状態を常態として進んでしまっている周りの状況をどうやってリセットしようか。
身体でもこわして、仕事を休むのも一つの方法でもあるのだけどね。
・・・やっぱり反則でしょう。確信犯ってのは。

楽になろう。窓際になったっていいさ。ってね。

そもそも。
『自分らしさ』ってのがわかんないんだよね。
自分自身では分らないものなのかも知れないけど。第三者にならいえることかな。やっぱり。

せめて、自分の想いに正直でありたい。
誰かを愛している事も、何かを愛でている事も。
自分に優しくありたい事も、他人と暖かい関係を築きたい事も。
それって、恥ずかしい事じゃあないでしょう？
悪い事でもないと思う。

それが「自分である」ってことならば、それはそれで良いと思う。

また支離滅裂。
言いたい事ははっきりしてるのだけど、うまく言葉にできない。
ああ、文才ないなあ。
もの書き業でなくてよかった。