書きます。
ひとが「再会してよかった、うれしかった」と思うのは、
自分の記憶と相手の記憶と、同じ時間を過ごしていながら別の感覚で
感じ取っていたものたちが、繋ぎ合わさるからなんじゃないか。
そう思った。
同じ時間を過ごしていても、
その時間お互いが思っていたことがたとえ同じ言葉で表現されるのだとしても、
感覚として恐らくは違うものであるものたちが時を越えて一つになる、
それが懐かしいと思うことであり、その懐かしさをうれしく感じることなのだと思う。
*****
今日の同窓会、出席者34名。
時間ごとに、何十年も前の面影がそれぞれの顔にかさなり、その瞬間ごとにタイムスリップを起こす。
それを心地よく感じる自分。
*****
夏の旅行での懐かしいひととの時間が、
なぜあんなに心地よくて、幸せな気持ちで酔うことができたのかを考えてみる。
それは、同じ世界に生きていることの喜びなのかも知れないし、
交差することのできたことへの喜びなのかも知れない。
もしかしたら、次のステージに進んだように思えるからなのかもしれない。
*****
「オマエって昔っから負けん気強かったよな」
と複数人(しかも全部男)に言われ、あれれそうだったかな?と思った。
きっと昔からそうだったのだ。
それを、いまさらそうじゃないなどと思うことはない。
恐らく。
ただ、これからの残り少ない時間、負けん気だけで過ごしたくないなと思った。
*****
今日、明らかに「これは落ちてしまう」と思った人がいた。
危なかった。
早く気付いてよかった、と思った。
どういうんだろう。
感じているものが、そのタイミングが、恐らく似ているのかな。
同じタイミングで目を見合わせてしまったとき、
「いま、こう思ったよね。それを伝えようとしたよね?」と尋ねると、
『うん。そうだよ。』と返答され。
やばい、と思ったからそれ以上は近づかないようにした。
*****
8cmのピンヒール。
普段はいつでも走れるようにとピンヒールは履かないのだけど、今日は走る必要もなかったから。
ピンヒールは自制するのに役立つ。
今日はそれがわかった。
ひとが「再会してよかった、うれしかった」と思うのは、
自分の記憶と相手の記憶と、同じ時間を過ごしていながら別の感覚で
感じ取っていたものたちが、繋ぎ合わさるからなんじゃないか。
そう思った。
同じ時間を過ごしていても、
その時間お互いが思っていたことがたとえ同じ言葉で表現されるのだとしても、
感覚として恐らくは違うものであるものたちが時を越えて一つになる、
それが懐かしいと思うことであり、その懐かしさをうれしく感じることなのだと思う。
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今日の同窓会、出席者34名。
時間ごとに、何十年も前の面影がそれぞれの顔にかさなり、その瞬間ごとにタイムスリップを起こす。
それを心地よく感じる自分。
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夏の旅行での懐かしいひととの時間が、
なぜあんなに心地よくて、幸せな気持ちで酔うことができたのかを考えてみる。
それは、同じ世界に生きていることの喜びなのかも知れないし、
交差することのできたことへの喜びなのかも知れない。
もしかしたら、次のステージに進んだように思えるからなのかもしれない。
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「オマエって昔っから負けん気強かったよな」
と複数人(しかも全部男)に言われ、あれれそうだったかな?と思った。
きっと昔からそうだったのだ。
それを、いまさらそうじゃないなどと思うことはない。
恐らく。
ただ、これからの残り少ない時間、負けん気だけで過ごしたくないなと思った。
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今日、明らかに「これは落ちてしまう」と思った人がいた。
危なかった。
早く気付いてよかった、と思った。
どういうんだろう。
感じているものが、そのタイミングが、恐らく似ているのかな。
同じタイミングで目を見合わせてしまったとき、
「いま、こう思ったよね。それを伝えようとしたよね?」と尋ねると、
『うん。そうだよ。』と返答され。
やばい、と思ったからそれ以上は近づかないようにした。
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8cmのピンヒール。
普段はいつでも走れるようにとピンヒールは履かないのだけど、今日は走る必要もなかったから。
ピンヒールは自制するのに役立つ。
今日はそれがわかった。
このところの通勤のお供です。
さーっとながして読んでいるのですが、高村さんの文章はなかなか進まなくてまだ半分ほど。
*****
今日は同窓会その1でタイムカプセルを掘りの日。
午後3時。
ひとり、またひとりと見覚えのある顔が集まり始め、平日の昼間だというのに10人以上となった。
タイムカプセルから出てきたのは、ウィスキー2瓶とカセットテープ。
そして書道の時間に書いた作品がひとり2枚ずつ。
小学校名を書いたものと、思い思いのことば。
このひとらしいね〜とか話しながら笑いながら、一分一秒ごとにそのときの時間まで戻っていく感覚。
5年、10年どころではない時間の逆走。
憶えていない記憶で埋められていく。
あすはさらに人数が集まる予定。
きっともっと急速にあの時間まで戻っていくのだろうと思う。
さーっとながして読んでいるのですが、高村さんの文章はなかなか進まなくてまだ半分ほど。
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今日は同窓会その1でタイムカプセルを掘りの日。
午後3時。
ひとり、またひとりと見覚えのある顔が集まり始め、平日の昼間だというのに10人以上となった。
タイムカプセルから出てきたのは、ウィスキー2瓶とカセットテープ。
そして書道の時間に書いた作品がひとり2枚ずつ。
小学校名を書いたものと、思い思いのことば。
このひとらしいね〜とか話しながら笑いながら、一分一秒ごとにそのときの時間まで戻っていく感覚。
5年、10年どころではない時間の逆走。
憶えていない記憶で埋められていく。
あすはさらに人数が集まる予定。
きっともっと急速にあの時間まで戻っていくのだろうと思う。
夜逃げの手伝いに行って来た。
ま、昼間逃げるから正確には夜逃げじゃないけどね。
詳しくは書けないけれど、彼女は子供二人を連れていっしょに住んでいた彼のところを出る。
彼が留守の二日間で荷造りから出発まで。
GW、彼女と会った時、彼女は彼との生活についての諦めや考えの違いなどを語ったあと、「いまの状態がベストなんやろか。将来はどうなんやろうか」といった。
それを聞いた私は、「今がベストかなんて、将来のことなんて誰にもわからない。でも、今何か行動することによって将来は変えられるから」
と言った。半分自分にも言い聞かせてたけど。
それから、一ヶ月。
彼女は新しく住む場所を決め、働く場所を決め、出る日を決めた。
もちろん、彼女は自分自身の行き場所を決めたに過ぎないのだけれど、私はもしかしたら彼女の背中を押してしまったのは自分なのかもしれない、と感じている。
そう思って、彼女の準備に手を貸そうと思った。
今日会った彼女は想像以上に消耗していて、今の生活が彼女にとってぎりぎりだったのだ、と確信した。
帰り際、改札の向こうに見た彼女は目の周りを真っ赤にして、それでも涙は流すまいとして「がんばる」と言った。
「じゃあまた」と言って、私は次の言葉を飲み込んだ。
「たとえ誰が何を言おうと、あなたが何をしようと、私はあなたの味方だ。」
ま、昼間逃げるから正確には夜逃げじゃないけどね。
詳しくは書けないけれど、彼女は子供二人を連れていっしょに住んでいた彼のところを出る。
彼が留守の二日間で荷造りから出発まで。
GW、彼女と会った時、彼女は彼との生活についての諦めや考えの違いなどを語ったあと、「いまの状態がベストなんやろか。将来はどうなんやろうか」といった。
それを聞いた私は、「今がベストかなんて、将来のことなんて誰にもわからない。でも、今何か行動することによって将来は変えられるから」
と言った。半分自分にも言い聞かせてたけど。
それから、一ヶ月。
彼女は新しく住む場所を決め、働く場所を決め、出る日を決めた。
もちろん、彼女は自分自身の行き場所を決めたに過ぎないのだけれど、私はもしかしたら彼女の背中を押してしまったのは自分なのかもしれない、と感じている。
そう思って、彼女の準備に手を貸そうと思った。
今日会った彼女は想像以上に消耗していて、今の生活が彼女にとってぎりぎりだったのだ、と確信した。
帰り際、改札の向こうに見た彼女は目の周りを真っ赤にして、それでも涙は流すまいとして「がんばる」と言った。
「じゃあまた」と言って、私は次の言葉を飲み込んだ。
「たとえ誰が何を言おうと、あなたが何をしようと、私はあなたの味方だ。」