いつか

2005年6月12日 過去
今日の香水:Annick Goutal Mandragore(最近ずっとこれ)

それは有り得ないということは分っていたのだけど、
ふたりでどこかキッチンの付いているコテージか貸し別荘のようなところで、
あなたのリクエストした料理を食べさせてあげたいと思ってた。

それができないのであれば、
せめてお弁当をもって、ハイキングでもいいからいきたかった。

そう。
ここからも、あなたの家からも見えるあの山で充分。
遠くに行きたいわけではなかったから。

「僕のために料理してくれる?」と聞くあなたに、
「何が食べたい?」と尋ねると、唐揚やタコわさびって言ったよね。
そんな居酒屋メニューしか思いつかないあなたに『おうちごはん』を食べて欲しかった。

でも、そう思っていたこと自体も私の自己中だったのかな。

あの山にハイキングに行かなくてよかった。
だって、私が見れないものがひとつふえていただろうから。
あの山は、家から出ると真正面に見えるから、避けるわけにはいかないじゃない?
毎日家を出る度に涙するなんて耐えられそうにない。

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