この方達から考えて、とても妹とはいえないような年なんですけど。
いつもなら、パラパラっと中を見てから買うんですけど、今回は何も見ずに。
アタリかハズレかはわかりませんが。

この本の元となったエッセイは、某雑誌の連載です。
その某雑誌。
創刊当初は結構読んでたのです。
なるほど、とか思いながら。
しかし、いつからか「派遣で働く」という事についての記事が多くなり、手にとる事がなくなりました。
派遣がどうのこうの、というのではなく、
何か記事の視点に違和感を持つようになっていて。
うがった捉え方をしてたのかもしれないけど、
女が働き続けるには、派遣という道しかないのかよ!って。

私は、それなりに夢を持って、就職して大勢の中で、
それなりに仕事の中に目標とやりがいを見つけようとしていました。
でもその当時、雇用機会均等は名ばかりで、
文系女子は、文系男子とは明確な格差をつけられていたばかりか、
理系女子との間にも同じような差をつけられていたのです。
そんな中で、私たちは「中途半端な女の子」として扱われ続けました。
なぜって、「ちゃんとした女の子」というのは短大卒の女の子達で。
悪い表現だとは思いますが、大卒女子というのは「ヘタに学歴のある年食った女」
に他ならなかったから。
もちろんね、
くそっ・・・。と思いましたよ。
「いつか『あっ!』と言わせて見せる」と思いました。
だから、今までやってこれたのだと思います。

あれ。
なんだか脱線。まあいいか。

昨日、ひと月半苦しんだプロジェクトの決着がつきました。
自分の考えが正しいのか、もっと違う道は無いのか・・・を考え続けてました。
というのも、私の考えというのは、新しいものを提案することではなくて、
もう既に実現方法が決まっていて動き始めているものを、白紙にもどすという提案だったから。
現状を推進している事務局は私の考えをわかっていて、「れんげを説得する」ために会議を召集し、召集された私は何かしらの答えを持っていかねばならなかったんです。
眠れぬ夜。
まとまらない考え。
自分は間違ってる?という疑念。

考えがまとまらないうちに、夜があけ、時間が過ぎ。
会議が始まる前30分間で作ったプレゼン資料を持っていきました。
これで説得できなかったら、私は自分が良いと思えないものを自分で作らねばならない、と思いながら。
そして、プロジェクトは白紙に戻りました。
手綱と重責は私の手に。
絶対に成功させて見せる。現状のまま進んだ結果より数倍の成果を上げてみせる。
・・・と言い聞かせていないと、やってられないですよね。

今の私の立場は、就職したころに持っていた夢とは違うけど。
「仕事をしていく上での私のスタイル」は、確実に出来上がってきているのかな。

あとは。
自分自身の成長として、あぐらをかかないようにすること、自分で自分を壊す事を恐れない事、を考えなくてはいけない。
と思う。

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