Charlotte

2006年6月2日 日常
それはまだ私が会社に勤め始めてまもなく、まだ秘書をしていたころ。
会議中のある重役に「アーサー・○○をおねがいします」
と、外国の方から電話がかかってきたことがありました。
その重役は海外生活も長い方だったのですが、人望と行動力を思うと、「Arthur」というのはぴったりだなあ、とか考えていました。
会議の後に、
「どうしてアーサーと呼ばれていらっしゃるのですか?」とお聞きしたら、
『うちの会社だけかもしれないけど、海外赴任すると自分の名前の頭文字をとったミドルネームをつけるんだよ』
と教えてくださいました。
「あら、素敵ですね。私は海外で仕事をすることなどきっと無いとはおもうんですけれど、もしよければ私にミドルネームをつけてくださいませんか?」
とお願いすると、
『いいよ、いいよ、考えておくよ』と返事をされたのでした。

それから数日たって、また会議の日。
少し早めに見えたその重役は、
『考えてきたよ。Charlotteでどう?』
その日から私はCharoltteになりました。



帰り道、一日16時間も仕事に拘束されるって言うのはどういうもんなんだろう、と考えながら歩いていました。
決して昼も夜もないような特殊な仕事ではないのに、何で私はこんなことをしているんだ?と思いました。
その時思い出したのが、上に書いた話です。
何と言うことも無い、日記に書くような話ではないのですが、ふと思い出したので書き留めておきます。

・・・今日昼間に仲良しの理事が住んでる監査役員室に行ったからかなぁ?
理事が「おいでよ、今度の部屋は見晴らしがいいよ」って誘うもんだから行ったのに、会議で不在だった。
私が行く時くらい居てよ!っていい散らかして帰って来ましたが、仕事してもらわなくちゃね。ちゃんと。

なんか、ばかみたいです。

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